RMさん

 

ibec メソッドを体験して

 

 200411月にibecに来て約ヶ月。途中の一時帰国を差し引くと通算で約年ほどibecにはお世話になっています。テキストも2Aから3Aとなり、現在も変わらず楽しくクラスに出席しています。

 

思い起こせば約3年前、不安だらけで主人の居るNYに来ました。

英語は全くできず、それどころか来る3ヶ月前まで2年間過ごしたインドネシアでの言葉が口をついて出てしまい「I(私は)」すら出てこない状態。空港では生年月日を英語で言えず、西暦をつ数字で言ってなんとか入国させてもらうという有様の、みじめなNY生活の幕開けでした。

 

こんな私にも、つだけ希望の持てる事がありました。それはインドネシア語と言う外国語を学んだと言う経験でした。インドネシアへの赴任前、私はヵ月半で300時間と言う集中した語学訓練を受けたのです。勿論、インドネシア語はそれまで全く触れた事の無い語学であり、文法も知りませんでした。「おはよう」「私の名前は〜です」から始まり、300時間目にはクラスメイト全員が自分の興味ある事を15分間話しその後の質疑応答までできるようになり、赴任後は問題なく生活をスタートさせることができました。その時のクラスの生徒数は名。先生はネイティブスピーカーが人でした。授業はとにかく聞く・話すの反復練習が中心で、基本表現、使いまわしのきく表現を中心に場面を変え名詞や動詞を変えて、言われた事に対してすぐに反応できるようにする事を目的とした内容でした。

そのような経験から私は、語学を学ぶには300時間はやってみる。300時間受けてもダメだったらその方法は自分には合わない。訓練所で受けた様なやり方が自分には合っている、と言う確信を持っていました。

 

私はNYと言う世界一の町には、私がインドネシア語を習った時の様な語学学校がたくさんあるのだろうと思っていましたし、そんな学校にさえ行ければすぐに会話ができるようになるものだと思っていました。

が、現実はとんでもありませんでした。最初に行った語学学校は少人数制で生徒は日本人ばかりでした。先生は毎日同じ先生で、テキストをこなすだけの日々。話しても間違えを直してくれるだけ説明はなく、ただ言われたとおりに言い直すだけでした。

そこを学期だけ受け、その後はコミュニティーカレッジのESLに行きました。「国際的」と言われれば聞こえも良いですが、生徒26人当たり先生は人。生徒はお互いに同じ英語力ですから意思の疎通ができません。積極的な生徒数名がいつもクラスの中心で日本人は蚊帳の外、と言った雰囲気でした。そこでも学期分を過ごし語学力が伸びていると言う実感を得られないまま辞めました。

こうして約ヶ月、通算640時間前後の授業を受たのにも関わらず、自分の英語力が上がっていると言う確信を得られずにいました。相変わらず、いざ英語を話そうとすると頭の中は日本語とインドネシア語が邪魔をして殆ど口から英語が出ない状態でした。その後、半年間以上私は英語の勉強を完全に辞めました。やってもお金と時間の無駄だと思ったのです。

 

そんな時に出会ったのがibecでした。説明会に参加し、ibec methodと言う方法を聞いた時、それが語学訓練所でのやり方に非常に似ているなぁと言う印象を受けました。そして次にレベル判定試験を受けた時April先生が的確に私の間違えを指摘し、私に何が足りないかを言ってくれた時、「この学校は何かが違う。私はここで少なくとも300時間やってみよう」と思ったのでした。

 

現在、私はこれまで大体週回(90分×回)、月に18時間のクラスを受けています。まだ210時間前後しかクラスを受けていないと思いますが、確実に授業での内容を生活に使えていると言う実感があります。まず、英語を話そうとした時、日本語やインドネシア語が邪魔をしなくなりました。頭の中で「英語」が幅を利かせてきたようです。主人が風邪をひいた時、店員に聞いて適した薬を買えました。クリーニング店でクレームを言えました。恐怖だったスターバックスやサブウェイ(サンドイッチ屋さん)も平気で注文できるようになりました。テレビを見て笑えるようになりました。いくつかのボランティア活動にも参加しました。1人で動けるようになると自由を感じますし、外に出ると友達もできます。生活に張りが出て笑顔で居る事が俄然増えた事に気づきます。

 

ibecに出会えていなかったら、これらの経験が無いままに帰国していたでしょう。そう思うとゾッとします。そして出会えた今、目標の300時間が過ぎた時、自分がどんな風にNY生活を楽しんでいるのかを思うと今から楽しみです。今後もこれまで同様、ibecを楽しんで行きたいと思います。